公定歩合
日銀が民間金融機関への貸出金に適用する金利のこと。
2006年7月のゼロ金利政策の解除にあわせ、公定歩合を0.10%から0.40%に引き上げたが、この時に今後は公定歩合という名称を使わない意向を表明した。
詳細
正式名称は基準貸付利率(基準割引率)。
90年代前半までは、日銀貸出が金融調節の主役を担い、民間の預金金利や貸出金利は公定歩合に連動していた。
しかし、90年代半ば以降は、金融調節の主たる手段は公開市場調査に移行し、無担保コールレート翌日物の誘導目標が代表的な政策金利となった。
現在では、保管貸付(ロンバート型貸出)制度を通じて、無担保コールレート翌日物の事実上の上限としての役割を担っている。
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