クリエイティブ評価
クリエイティブに対する消費者の評価を把握することは、広告戦略において重要。担当者レベルの好き嫌いや業界内の風評に留まることなく、客観的な評価を得るには、調査を行う。
制作前の段階で確認する事前調査では、テレビCMのストーリーボードやビデオコンテを消費者に見せて反応を確認する方法がとられる。
これは、複数の制作案を調査対象者に提示し、表現のインパクトや好感度、コピーの理解度などをチェックするもの。
その評価を受けて、プランを修正することもある。
一方、広告出稿後に行う調査では、そのクリエイティブがどのように消費者に受け入れられたかを確認する。あらかじめ期待された効果は得られたかどうかをチェックし、今後の戦略立案に反映させる。
事後評価は自社で単独で調査する場合と、ビデオリサーチなどの第三者機関の調査を活用する場合がある。
第三者機関の調査を活用する場合は、他のクリエイティブと比較して分析するため、全体的なデータに対比して自社の広告のどこが優れており、何が不足していたかを把握できるのが利点である。
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