2009年2月3日

【環境・CSR】 vol.305 再生可能エネルギー ?バイオマス

再生可能エネルギー ?バイオマス

バイオマスとは
  エネルギー源として再利用できる動植物から生まれた
  有機性の資源のこと。
  「バイオマス」は生物資源(バイオ/bio)の量(マス/mass)をあらわす。
  石油や石炭などの化石資源と対比して「生きた燃料」と呼ばれる。

  大きくは廃棄物系バイオマス栽培作物系バイオマスに分類される。


バイオマスエネルギーとは
  バイオマスを燃料にして発電する方式。




  バイオ燃料の中でも普及が進んでいるのが
  サトウキビやトウモロコシから生産されガソリン代替燃料となる
  バイオエタノール
  大豆、なたね、パームヤシなどから生産され軽油代替燃料となる
  バイオディーゼル

  今後は植物茎、廃木材などから生産される
  セルロース系燃料の技術革新が期待されている。


メリット
 ●CO2の発生が少ない自然エネルギー
  :ライフサイクルで捉えると、CO2の排出と吸収がプラスマイナスゼロ
  (カーボンニュートラル

 ●地球温暖化対策

 ●廃棄物活用

 ●農業活性化


2009年の動向
 ◆「バイオマスタウン加速化戦略」(仮称)が進行。
  稲わら、廃棄物など食料と競合しない次世代技術の開発が加速。

 ◆コンチネンタル航空が
  米民間航空機として初のバイオ燃料による試験飛行。
 (1月、ヒューストン)
  燃料は藻類とナンヨウアブラギリ(ジャトロファ)を使用。


バイオマス・ニッポン総合戦略
  循環型社会形成の推進と京都議定書発効を念頭においた2002年12月、
  経済産業省・農林水産省・環境省・国土交通省・文部科学省の
  5省の連携で立ち上げられたもの。

  エネルギー利用に関する目標(2010年)や
  製品利用に関する目標(2010年)が定められている。


 
伝創社マーケティングチーム

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