再生可能エネルギー ?バイオマス
バイオマスとは
エネルギー源として再利用できる動植物から生まれた
有機性の資源のこと。
「バイオマス」は生物資源(バイオ/bio)の量(マス/mass)をあらわす。
石油や石炭などの化石資源と対比して「生きた燃料」と呼ばれる。
大きくは廃棄物系バイオマスと栽培作物系バイオマスに分類される。
バイオマスエネルギーとは
バイオマスを燃料にして発電する方式。
バイオ燃料の中でも普及が進んでいるのが
サトウキビやトウモロコシから生産されガソリン代替燃料となる
バイオエタノールと
大豆、なたね、パームヤシなどから生産され軽油代替燃料となる
バイオディーゼル。
今後は植物茎、廃木材などから生産される
セルロース系燃料の技術革新が期待されている。
メリット
●CO2の発生が少ない自然エネルギー
:ライフサイクルで捉えると、CO2の排出と吸収がプラスマイナスゼロ
(カーボンニュートラル)
●地球温暖化対策
●廃棄物活用
●農業活性化
2009年の動向
◆「バイオマスタウン加速化戦略」(仮称)が進行。
稲わら、廃棄物など食料と競合しない次世代技術の開発が加速。
◆コンチネンタル航空が
米民間航空機として初のバイオ燃料による試験飛行。
(1月、ヒューストン)
燃料は藻類とナンヨウアブラギリ(ジャトロファ)を使用。
バイオマス・ニッポン総合戦略
循環型社会形成の推進と京都議定書発効を念頭においた2002年12月、
経済産業省・農林水産省・環境省・国土交通省・文部科学省の
5省の連携で立ち上げられたもの。
エネルギー利用に関する目標(2010年)や
製品利用に関する目標(2010年)が定められている。
伝創社マーケティングチーム
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