2009年3月4日

【環境・CSR】 vol.330 生物多様性

生物多様性

多くの生物種のつながりによって
  生態系のバランスが保持されている状態の事。

  生物多用瀬と経済は密接に関係する。
  酸素や水資源の供給の他
  多くの原材料が生物多様性に依存しているからだ。

  農薬、食品、医薬品、観光、電力などは特に
  生物多様性が損失した場合は深刻な影響を受ける。
  また同時にこれらの企業は生物多様性の損失に荷担する可能性が高い。




  生物多様性の保全策として
  特定の希少生物種の取引規制や特定地域の生物種保護を目的とした
  ワシントン条約やラムサール条約などもあったが、
  生物多様性を包括的に保全する枠組みが重視されてきている。
  93年に発効した「生物の多様性に関する条約(生物多様性条約)」
  がそれだ。
  08年末時点で日本を含む190カ国とEUがこの条約に署名している。
  また各国での生物多様性に関する戦略も国レベルで立てられ、
  推進が計画されている。

  

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