2009年4月20日

【経済・企業経営】 vol.428 第三者割当増資

第三者割当増資


特定の関係のある取引先を指定し、
  新株引受権を与えて株式を発行すること。
  業務上の関係強化を図る場合や、
  経営悪化により通常の増資ができない場合
  また株の買占めによる乗っ取りを防止する場合等に実施される。

  買う側としては、
  買った当初は1株あたりの価値が下がることになるが
  その後、当該企業が成長すれば
  その上昇分の利益を享けることができる点がメリットとなる。

  通常、取引先・取引金融機関や自社役職員などの縁故者に
  この権利を与えて発行することが多いことから縁故募集とも呼ぶ。

  今回の金融危機で、資金調達の為に実施する企業が増えている。




伝創社 

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