2009年7月13日

【業界動向・マーケティング】 vol.522 責任販売制

責任販売制

出版業界の新たな販売システム。
  2009年7月6日、筑摩書房や中央公論新社など8社が、現行の
  「委託販売制」に変わる新たなシステムとして導入した。

  現行の「委託販売制」では、出版物が売れ残った場合、
  書店は仕入値と同額での返品が可能で、
  不利益が生じることはなかった。
  しかし、その一方で返品率の増加が問題となっていた。
  
  「責任販売制」では、出版物の定価に占める書店側の取り分を
  現行の22縲鰀23%程度から35%に引き上げる代わりに、
  返品の際に書店側にも負担させるようにする。

  この制度により、書店側にとっての利益確保、そして、
  出版社側にとっての返品率の改善が図られる。



伝創社

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