【業界動向・マーケティング】 vol.714 電子マネー ②課題

 電子マネー　②電子マネーの課題

インフラの未整備
電子マネーサービスが乱立し、各サービスの互換性がないことから、1つの店舗が複数の電子マネーに対応しづらい。
ユーザーは複数の電子マネーを使い分ける必要がでてきたり、電子マネーの利用自体に消極的になるといった傾向も出てきている。


電子マネーの使いすぎ
電子マネーが小額決済を対象としたものであるとはいえ、オートチャージの場合も「ポストペイ形式」の場合も、残高を気にすることなく利用できる状態となるため、「使いすぎた」という意識がないままに、電子マネーの利用を重ねてしまう。


法制度の整備の遅れ
取引のルールに関してはどの現行法を利用するべきなのか、電子マネーを用いた犯罪にはどのように対応するのかなど、電子マネーに関する法律がまだ整備されていない。