2011年6月13日

【業界動向・マーケティング】 vol.781 モジュラー型ビジネスモデル

AKB48のビジネスモデルについて、東京大学の妹尾賢一郎教授による分析でのキーワード。
「日本企業は、自動車のように部品段階から独自技術をすり合わせて作る『インテグラル』型製品には強いが、パソコンのように標準化された部品を組み立てる『モジュラー』型製品は苦手を言われる。『手の届かないスター』を育ててきた昔のアイドル商法と異なり、AKB48の手法は『どこにでもいる女の子』を集めつつも、組み合わせを変えたり、総選挙で『部品』単体の価値を高めたりする。CD販売だけでなく、イベントやグッズ、さらには地域ごとに類似グループを作るなど、企業が参考にすべきノウハウが散りばめられている」と語る。

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