京大の山中伸弥教授が作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)の技術に関する知的財産権の管理をしている「iPSアカデミアジャパン」は、米国の研究支援機関「アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション」(ATCC)に京大発のiPS細胞関連技術の使用を認めるライセンス契約を締結した。
ATCCは、世界の大学や政府機関、医薬品企業などの研究を支援し、140カ国以上に細胞など研究材料を供給。今回のライセンス契約により、iPS細胞を常時貯蔵して研究用に頒布する計画で、世界中の研究者が入手しやすくなった。今後のiPS細胞の実用化に向けた研究がより活発になると見られている。
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