2012年3月13日

【業界研究ー映像解析】 vol.960 合成開口レーダー

航空機や人工衛星に搭載するレーダー。移動させることによって、軌道上に仮想的なアンテナをいくつも並べたような状態をつくる。
軌道上を移動中に何回も送受信を行い、受信した電波をドップラー効果を考慮した上で合成することによって、分解能を向上させる。すなわち、「小さな開口面(アンテナ)を合成して大きな開口面(アンテナ)を実現するレーダー」であり、そのため「合成開口レーダー」と呼ばれる。

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