2012年6月12日

【広告 】 vol.980 GRP


Gross Rating Point

 GRPとは、出稿量と視聴率を基にしたテレビCMの定量指標。延べ視聴率ともいう。放送局が定めた時間枠に放映する「スポットCM」の取引などに用いられる。


数字が大きいほど、多くの視聴者に多くの回数、CMメッセージが届くことを意味する。

 広告主がテレビに10本のスポットCMを出稿した場合、そのCMがそれぞれ放送された時点の毎分視聴率を10本分、単純に足し上げた合算値が、そのテレビCMGRPである。例えば世帯視聴率15%の枠に5本、10%の枠に10本、5%の枠に10本出稿した場合、GRPの値は225になる。

 (15×5)+(10×10)+(5×10)=225GRP

 このように実測された視聴率に基づいて算出されたGRPは、特にアクチュアル(actual)のGRP”と呼ばれ、広告主や広告会社がCM放送後の評価の際に用いている。

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