2014年2月11日

【マーケティング】 vol.1264 ゲーミフィケーション(Gamification)

ゲームの考え方やデザイン・メカニクスなどの要素を、ゲーム以外の社会的な活動やサービスに利用すること。

「日常生活の様々な要素をゲームの形にする」という意味の単語「ゲーム化(Gamify)」から派生。

「スマホ元年」とされる2011年、スマートフォンユーザー増加を背景に増加してきた手法。

ユーザーが日常的に利用する、つまり継続利用を促すための手段として使われる。

わかりやすい説明として、ゲーミフィケーションを採用しているWeb上のサービスには、
以下の三つの要素が存在することが多いとされている。


 課題(クエスト、ミッション、ランキング、難易度設定など)
 報酬(バッジ、経験値、レベルアップ、クーポン、ポイントなど)
 交流(チャット、対戦、アバター、ソーシャル、アンケート、GMなど)


「1.課題」
ゲームやネットの世界では「クエスト」や「ミッション」と呼ぶ。
与えられた「課題」をクリアすることでユーザーは達成感を得て、また次のステージに進もうとする。
またランキングが上昇したり、ステージをクリアすることも同じ。簡単すぎても、難しすぎてだめで、加減の設定が問われる。

「2.報酬」
クリアすることで得られる「対価」。
そのコミュニティ内でのみ使えるポイントや、経験値の積み重ねとレベルアップなど。
これもまた、ユーザーに対して適度に満足感を与えるような「対価」になっている必要がある。

「3.交流」
ユーザー間や、開発者などサービスの提供者との交流も含まれる。
他者とつながっている感覚が得られたり、ゲームなどで対戦したり、協力し合うことを通じて、互いの関係を適度に深めていく。











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おかげ様で 伝創社 は2013年8月に創立35周年を迎えました



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