2007年3月23日

【経済・企業経営】vol.23 持ち株会社

持ち株会社

ホールディングカンパニー。

他の会社の株式を保有することを通じて、当該他の会社の経営を支配することを目的とした会社のこと。






補足


改正商法では、総資産の50%以上を子会社に充てている会社とされる。

傘下のグループ企業を統括し、戦略策定、投資・資金計画やトップ人事などをコントロールする。

事業部制組織・カンパニー制組織の発展形。

戦後、財閥解体にともない、独禁法で禁止されたが、1997年に解禁された。


持ち株会社には、純粋持株会社と事業持株会社の2種類がある。

純粋持株会社
株式を保有することだけを目的に作られた会社で、そのグループ会社の活動を支配する

事業持株会社
自らも事業を行いながら、他の会社の株式保有してその活動をコントロールする

●持ち株会社にすることのメリット
独立採算の究極の姿であり、事業の選択と集中が容易

●デメリット
業間のシナジーが発揮されにくい





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