【経済・企業経営】vol.27 ６σ シックスシグマ

シックスシグマ
　　　 ６σ

統計分析や品質管理手法を使い、製造やサービス提供に関わるプロセス上の欠陥を識別・除去することで、業務オペレーション上のパフォーマンスを測定したり、改善する手法。

σ（シグマ）は、分布のばらつきを示す用語で、標準偏差という（統計学用語）。




補足

シックス・シグマは、品質のばらつきを標準偏差で測定し、正規分布の中心に平均から±６σを管理限界として、管理限界の外に出た場合に対応を行うことで品質を維持しようとする。

これは１００万回のオペレーションにつき３．４回の欠陥しか発生しないということになり、事実上完璧なプロセスパフォーマンスのレベルといえる。

また従来の品質管理手法では、製造部門以外では適用しにくかったが、シックスシグマは営業、マーケティング、経理など非製造部門でも適用でき、全社的な経営品質を改善することを可能にする。