インターナル・ブランディング-?
第1回 インターナル・ブランディングはなぜ必要?
ブランディングと言えば、商品やサービスのブランディング、つまり顧客に向けて行うアウター戦略として認識されることが多い。
しかし近年、それに加えて会社のブランドを社員に浸透させるインナーブランディングの重要性が高まっている。
この背景には ・・・続きのページへ
次回は、時代につれて変化してきた
インターナル・ブランディングの目的について掲載します
続き
「ブランドビジョンを描いても、具体的な行動に落とし込む仕組みがない」「結局は絵に描いた餅で終わってしまう」といった企業の本質的課題がある。
得てして企業は、自社のビジョンを社員に浸透させようとする時、ブランドブックやブランドメッセージカードを社員に配布し、パネルを壁に掲示し・・・で、「言葉」を伝えるだけで終っている場合が多い。
しかし成果を上げるうえで重要なのは、その次のアクションである。
カードやパネルで「言葉」として浸透したメッセージに込められたブランド意識が、社員の日頃の業務活動の中で実践され、そのもたらすものが顧客まで伝わっていくように施策を講じなければ、よいビジョンも絵に描いた餅に終始するだけだ。
つまりいろいろな職種に従事する社員のすべてが、それぞれの立場でブランド構築に対して果たすべき役割を認識できるように、ブランドメッセージの消化吸収が行われなければならない。
ブランドメッセージの各部門や現場への展開。この展開と定着、そして継続活動を抜きにしてブランド構築は語れない。
いわばインターナル・ブランディングとはISОのように、全社をあげて継続的に活動されるべきプロジェクトなのである。
次回へつづく
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