IR [第1回] コーポレート・コミュニケーションとしてのIR
コーポレート・コミュニケーションとは組織全体が行うコミュニケーション活動のことで、大別するとマーケティング・コミュニケーションとマネジメント・コミュニケーションに分かれる。
前者は… 続きのページへ
出典「企業価値向上のためのIR経営戦略-理論・実践・低減」東洋経済出版社
続き
前者は商品広告、セールスプロモーション、DMなど顧客に対して販売的訴求を行い、もっぱらマーケティングの領域として発展してきた。
一方のマネジメント・コミュニケーションは、広報(Public Relations)に代表されるパブリシティ、社内やグループ企業などインナーの意思疎通を図るための社内報、消費者や地域住民、取引先との融和のための各種イベント、企業活動全体を社会的枠組みの中でとらえる環境・社会報告書など、その領域は多岐にわたる。
また、実際には人事部門が管掌することが多いが、優秀な人材を採用するための人材募集活動などもマネジメント・コミュニケーションの一環である。
企業のコーポレート・コミュニケーション・ツールは、どの部署が扱えば夫も効果的なコミュニケーション活動が行えるかを前提に作ることがポイントとなる。
次回は[第2回]IR部門の業務を掲載します
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