2007年7月31日

【広告】vol.50 危機管理

危機管理

企業広報の大きな役割のひとつとして、トラブルや不足の事態に対応するマスコミを中心とした対外的な情報発信・管理といった側面がある。


企業活動におけるリスクは非常に大きくなっている。
グローバリーゼーションの進展、
インターネットにおける告発や風評の発生、
PL法の定着、
消費者の安全への意識の高まりなど、
トラブルが多発し、これまでの企業常識とは異なる形で問題を指摘されるケースも出てきている。


そして、不祥事の発覚事故などが起こりうることは当然想定される。

緊急事態が発生してからでは遅く
平常時にこそリスクへの備えを徹底しておくこと
がまず重要。

緊急時の広報体制を組みプロジェクト化しマニュアルを制作さらに起こりうるリスクを想定したシミュレーションも行うと良い。


↓図をクリックすると拡大します。
●近年多発している企業リスク



実際に緊急事態となった場合は、ダメージを最小化早期に収束させることを念頭において行動する。


特に記者会見などメディアへの的確な対応が必要である。

近年多発している企業不祥事においても、この対応を誤ったために必要以上のダメージを受けた例は少なくないので、細心の注意を払うことである。



出典「広告ビジネス実務辞典」日本能率協会マネジメントセンター

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