2008年1月19日

【経済・企業経営】vol.159 外国為替取引

外国為替取引

商品を買うのと同様に
 米ドルを売って、円を買ったり
 ユーロを売って、英ポンドを買ったりすること。

 取引参加者は金融機関に限定される。
 このような金融機関同士の直接取引のことを
 インターバンク取引と呼ぶ。

 取引には株式市場のような取引所があるわけではなく
 基本は相対取引(あいたいとりひき)である。

 つまり取引所を介さずに
 売り手と買い手が直接取引を行うことで、
 為替を取引したい金融機関(銀行・証券等)が存在すれば
 24時間ネットや電話等の通信を使い
 いつでも為替取引が行われている。





補足

ただし銀行のほかに
市場介入の必要が生じた場合には
中央銀行が介入する。
またインターバンク取引の中で
手形市場の取引の場合には、
取引を仲介する仲立人
・ス・スブローカー=短資会社
が存在する。

インターバンク取引は
コール市場手形市場
に分けられる。

コール市場とは
金融機関がお互いに資金を貸借する場のことで
日本銀行の金融政策は
この市場金利をターゲットにして
コントロールされている。

一方、手形市場は
資金ではなく
手形を売買する。

この手形市場の取引は
短資会社が仲介役として存在する。

短資会社を経由した方が
取引が成立しやすい上に、
取引金利も透明性が高いとされているためである。

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