広告効果管理指標の一例
広告効果は
1.コミュニケーション効果
2.販売効果
3.波及効果
の3つに分類して捉えることができる。
それぞれの段階で
かつ広告する商品の内容
・ス・ス消費財・耐久財・産業財…など)
によって、用いる広告効果管理指標は異なる。
1.コミュニケーション効果
コミュニケーション効果については、
現在様々な概念があるが
ここでは「広告接触→認知→好意→行動」
の場合の効果測定指標を紹介する。
〔広告接触〕
・消費財
…広告接触率/メーカー認知率/CF評価テスト
・耐久財
…広告認知率/純粋・助成想起/広告の印象度/広告の認知経路
・産業財
…媒体別広告接触率
〔認知〕
・消費財
…認知率/知名率/CM内容理解/興味度・理解度・記憶度
・耐久財
…キャンペーン認知率/ネーミング認知率
/商品特性認知/知名度/チャネル理解
・産業財
…SIS認知率/SIS内容理解/SIS認知経路
・生産財
…企業認知度/製品認知度
〔好意〕
・消費財・サービス
…CM好意度・高感度/興味/購入意向度
・耐久財
…マインドシェア/チャネル好意度
・生産財
…一流企業評価/企業イメージ/好感度/興味不快調査
〔(購買)行動〕
・消費財
…食用経験率/調理経験率/作った理由・場面
/ブランドロイヤリティ
・耐久財
…購入者アンケート
●販売効果
店頭扱い率→引き合い問合せ→販売量→シェア
〔店頭扱い率〕
指標は特になし
〔引き合い問合せ〕
引き合い件数・指名買い件数・問合せ件数
〔販売量〕
・消費財
…POSデータの季節指数/販売高/販売量
●波及効果
リクルート(エントリー数・母集団形成内容など)
広告動態調査2008年版(日経広告研究所発行)によると
今後は上記のような数・量的効果だけでなく、
エンゲージメントや視聴質
クリエイティブの質的効果や
クロスメディア効果、
IMC効果など総合効果などの
新たな広告効果測定手法の開発や改善が
求められているようだ。
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