2008年4月14日

【マーケティング】vol.208 ゲーム理論-4

ゲーム理論-4

●男女の争い
各プレイヤーがお互いに協調して行動することには
  同意しているが
  協調のやり方には異なる考えを持っており
  両者にとってベストでない結果でも
  一度そこに落ち着いてしまうと、
  相手が行動を変えない限り
  自分だけが異なった行動をとろうとする
  インセンティブが働かない状況のこと


前項の「絶対優位の戦略」「絶対劣位の戦略」「囚人のジレンマ」いずれの場合も選ぶべき戦略は一つだったが、
今回の「男女の争い」では各プライヤーが納得する結果が複数存在する

〔状況〕

カップルの内、
男性のほうはデートで映画に行きたいと思っているのに対し、
女性は美術館に行きたいと思っている。
しかし二人とも
1人で行くよりは一緒に行動するほうが楽しい
と考えている。

つまり各プレイヤーは
協調して行動することには同意しているが、
協調のやり方には異なる考えを持っている


すなわち、「二人で映画」「二人で美術館」という
ゲームの均衡点(各プレイヤーが納得する結果)が
2つあるということだ。
こうした均衡点のことを
ナッシュ均衡
と呼ぶ。

さてナッシュ均衡が一旦決まると
それぞれ自分の選択を変えようとはしない。

両者が協力して選択肢を変更することによってのみ
双方にとって望ましい均衡点に到達できる。



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