2008年5月8日

【環境・CSR】 vol.222 CSR広告(雑誌)

CSR広告(雑誌)

一般的に、CSR広告は
環境活動を伝える環境型企業広告
自社の社会の中での役割・使命を伝えるビジョン型企業広告
2つに大きく分けられる。

前回の「新聞」に引き続き
各メディアにおけるCSR広告の傾向を解説していく。

雑誌の広告媒体としての特徴は、
  よりセグメント化されたターゲットに
  美しいグラフィックデザインやコピーで
  効果的に表現しながら
  雑誌の回読・再読行動を通じて
  より長期的な広告効果を見込める点である。

  CSRの内容は取引の公正さや経営の透明性・
  地球環境への貢献
など範囲は幅広いが、
  雑誌広告でも新聞同様に
  環境をテーマにした企業広告や、CSR広告が多い。
  さらに、グラフィックでイメージを中心に伝える純広だけでなく
  より詳細な活動を伝える記事体広告も多い。

  また環境やCSRをテーマにした合同広告企画もある。
  『プレジデント』の協賛企画「環境フォト・コンテスト」や
  『日経ビジネス』の「CSR先進企業特集」など。

  このように、雑誌広告全体が
  商品の購買動機を高めるものではなく、
  企業の社会貢献、「この企業があってよかった」
  「この企業で働いていてよかった」など、
  企業がなくてはならない「社会の公器」として
  表現できる誌面に変化してきた、といえる。

  雑誌におけるCSR広告は企業の信頼、ブランディング、
  そして競争力の強化、企業価値の増大

  今後ますます重要視されることが見込まれる。



  


0 件のコメント:

コメントを投稿