2008年5月3日

【環境・CSR】 vol.221 CSR広告(新聞)

CSR広告(新聞)

一般的に、CSR広告は
環境活動を伝える環境広告と
自社の社会の中での役割・使命を伝えるビジョン広告の
2つに大きく分けられる。

ここでは各メディアにおけるCSR広告の傾向を解説していく。

新聞の広告媒体としての特徴は、
  コピーや写真、イラストで視覚に訴えることによって
  読者へ、広告内容をわかりやすく伝えることができる点だ。

  さらに、新聞への信頼の高さがそのまま広告にも波及するため
  企業からのメッセージもより受け入れられやすい。

  以上のようなメディア特性より、
  新聞へのCSR広告の出稿は効果的といえ、
  実際に環境広告は非常に多く見られるようになっている。

  日本新聞協会の「全国メディア接触・評価調査」(N=3,443,2005)
  によれば、
  「企業・団体の環境への取組みが伝わるのは新聞広告である」
  のスコアが42.7%と高かった。

  クリエイティブ手法も様々に工夫されてきており、
  概念的、教科書的、いわば抽象的な広告は影をひそめ
  あらゆる業種で各企業の特色を生かした
  具体的で個性的な広告も出てきている。


  さらに新聞は
  毎日多くのビジネスマンに読まれるメディアであることから、
  広告主企業の社員の目にも多く到達し、
  社員が「自分の仕事は環境に貢献している」と
  再認識できる効果もある。

  つまり新聞へのCSR広告は
  対外的な企業ブランディングだけでなく
  インナーコミュニケーションにも非常に有効
と言える。

  


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