ビジョンコミュニケーション
?債権者向け
銀行や社債投資家など、
資金提供者である債権者に向けてのコミュニケーションは、
従来は日々の銀行とのやり取りのほか
決算報告を行うための銀行回りが中心だった。
しかし現在、
企業の信用リスクに対する評価者は多様化しており、
債権者たる銀行や社債投資家、
債権者ではないが、格付け機関に向けても
コミュニケーションを図っていくことが必要となっている。
?の機関投資家向けとの違いは
機関投資家向けコミュニケーションが
収益性や成長性に着目するのに対して、
債権者向けコミュニケーションのそれは
元利払いの確実性が最も重視されるといった点である。
したがって債権者は最悪のストーリーを想定しながら
企業から情報を集め
与信判断や債権の状態を確認していくことになるが、
それがゆえに企業が正確な情報提供を続けることは
債権者との関係性強化、
ひいては実態に見合った、安定的な資金供給にもつながっていく。
伝創社 マーケティングチーム
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