2008年9月2日

【経済・企業経営】 vol.252 決算の流れ

決算の流れ

  決算とは、
  企業ごとに定められた会計期間での損益を計算し、
  業績や財政状態を明らかにするために
  貸借対照表(B/S)損益計算書(P/L)を作成する作業のことです。




  つまり会社の1年間の経営成績を明らかにして
  財政状態を記録するものです。

  ここでは、決算が実際にどのようなプロセスで
  行われるのかを解説します。


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決算プロセス


?決算予備手続
  会計帳簿を元に、試算表や卸棚表を作成する


?決算本手続
  卸棚表によって決算整理を行う。

 ※決算整理=帳簿記録に修正を加えたり、損益を整理したり
         減価償却費を計上するなど
         決算書の作成に必要な整理を行うことをいう。

         その上で、利益・損失を損益勘定に、
               純損益を資本勘定に、
               資産・負債・資本を残高勘定に振り替える。

?決算報告手続
  決算書の作成。
  損益勘定に基づいて損益計算書(P/L)を、
  残高勘定によって賃借対照表(B/S)をそれぞれ作成する。


【参考】vol.4 P/L(損益計算書)
       vol.5 B/S(貸借対照表)


伝創社 マーケティングチーム

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