決算の流れ
決算とは、
企業ごとに定められた会計期間での損益を計算し、
業績や財政状態を明らかにするために
貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)を作成する作業のことです。
つまり会社の1年間の経営成績を明らかにして
財政状態を記録するものです。
ここでは、決算が実際にどのようなプロセスで
行われるのかを解説します。
↓画像をクリックすると拡大します
?決算予備手続
会計帳簿を元に、試算表や卸棚表を作成する
?決算本手続
卸棚表によって決算整理を行う。
※決算整理=帳簿記録に修正を加えたり、損益を整理したり
減価償却費を計上するなど
決算書の作成に必要な整理を行うことをいう。
その上で、利益・損失を損益勘定に、
純損益を資本勘定に、
資産・負債・資本を残高勘定に振り替える。
?決算報告手続
決算書の作成。
損益勘定に基づいて損益計算書(P/L)を、
残高勘定によって賃借対照表(B/S)をそれぞれ作成する。
【参考】vol.4 P/L(損益計算書)
vol.5 B/S(貸借対照表)
伝創社 マーケティングチーム
0 件のコメント:
コメントを投稿