日本の資源データ
石油
9割を中東諸国からの輸入に依存。
(原油輸入量:23,864.9万Kl)
?サウジアラビア …29.0%
?アラブ首長国連邦(UAE) …26.2%
?イラン …11.3%
70年代の2度の「オイルショック」の経験から
石油の中東依存度は
70年代後半の80%超→87年度68%
まで低下したが、
90年代以降
非中東産油国の輸出余力が減少したことにより
再び中東依存度が高まった。
ただしモーダルシフトへの転換や
自動車の燃費向上、軽自動車への乗り換え
によるガソリン消費の減少、
産業部門における省エネ技術向上などから
日本の石油需要は減少傾向にある。
鉱石
ほぼ全面的に輸入依存。
・銅の輸入比率…100%
・亜鉛 …98.8%
中でもレアメタルは
自動車や家電の製造に必要不可欠な素材であり
中国やインドとの資源争奪戦を勝ち抜き
いかに自国での必要量を確保するかが課題となっている。
食料自給率
カロリーベース:39%
生産量ベース :68%
(2006年度データ/出典:農水省HP)
主要国の中では最低レベルの自給率。
日本人の米食離れや
4大穀物のうち
小麦・大豆・とうもろこしのほぼ100%を輸入依存
していることのなどが影響。
金属の分類
金属は「鉄」「非鉄金属」に2分され、
さらに「非鉄金属」は
「ベースメタル」「レアメタル」「貴金属」
に分類される。
中でも『産業のビタミン』と呼ばれ
世界中で争奪戦となっている「レアメタル」は、
地球上に存在量が少ない金属や
経済的・技術的に取り出すことの難しい金属のことを言う。
≪レアメタル≫(31鉱種)
リチウム、ベリリウム、ボロン、レアアース17種、
チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、
ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、
ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、
ニオブ、モリブテン、インジウム、アンチモン、
テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、
タンタル、タングステン、レニウム、タリウム、ビスマス
(プラチナ、パラジウム)
≪ベースメタル≫
アルミニウム、銅、鉛、亜鉛 等
≪貴金属≫
金、銀、ルテニウム、ロジウム、
オスミウム、イリジウム
(プラチナ、パラジウム)
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