2008年12月4日

【環境・CSR】 vol.282 日本の資源データ

日本の資源データ

石油
   9割を中東諸国からの輸入に依存。
   (原油輸入量:23,864.9万Kl)

   ?サウジアラビア …29.0%
   ?アラブ首長国連邦(UAE) …26.2%
   ?イラン …11.3%




   70年代の2度の「オイルショック」の経験から
   石油の中東依存度は
    70年代後半の80%超→87年度68%
   まで低下したが、
   90年代以降
   非中東産油国の輸出余力が減少したことにより
   再び中東依存度が高まった。

   ただしモーダルシフトへの転換
   自動車の燃費向上、軽自動車への乗り換え
   によるガソリン消費の減少
   産業部門における省エネ技術向上などから
   日本の石油需要は減少傾向にある。


鉱石
   ほぼ全面的に輸入依存。
   ・銅の輸入比率…100%
   ・亜鉛    …98.8%
  
   中でもレアメタル
   自動車や家電の製造に必要不可欠な素材であり
   中国やインドとの資源争奪戦を勝ち抜き
   いかに自国での必要量を確保するかが課題となっている。
   
   
食料自給率
   カロリーベース:39%
   生産量ベース :68%
         (2006年度データ/出典:農水省HP)

   主要国の中では最低レベルの自給率。
   日本人の米食離れや
   4大穀物のうち
   小麦・大豆・とうもろこしのほぼ100%を輸入依存
   していることのなどが影響。


   


金属の分類

 金属は「鉄」「非鉄金属」に2分され、
 さらに「非鉄金属」
 「ベースメタル」「レアメタル」「貴金属」
 に分類される。

 中でも『産業のビタミン』と呼ばれ
 世界中で争奪戦となっている「レアメタル」は、
 地球上に存在量が少ない金属
 経済的・技術的に取り出すことの難しい金属のことを言う。
 
 ≪レアメタル≫(31鉱種)
  リチウム、ベリリウム、ボロン、レアアース17種、
  チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、
  ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、
  ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、
  ニオブ、モリブテン、インジウム、アンチモン、
  テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、
  タンタル、タングステン、レニウム、タリウム、ビスマス
  (プラチナ、パラジウム)

 ≪ベースメタル≫
  アルミニウム、銅、鉛、亜鉛 等

 ≪貴金属≫
  金、銀、ルテニウム、ロジウム、
  オスミウム、イリジウム
  (プラチナ、パラジウム)


0 件のコメント:

コメントを投稿