2009年6月18日

【環境・CSR】 vol.512 ゼロエミッション

ゼロエミッション

単に廃棄物の削減を目指すだけではなく、
  廃棄する物質を、むしろ生産の資源として活用しようという
  考え方のこと。

  国連大学が提唱しているコンセプトで、
  資源循環型の社会構築を目指すもの。
  それと同時に、産業における製造工程の
  再構築に向けた一つのプログラムでもある。
  動物も植物も、食物連鎖の中で循環しているという
  メカニズムを、人間の産業活動にも取り入れるという考えが
  ベースとなっている。

  ゼロエミッションには、次の3つの達成モデルがある。
  ?産業施設内でのゼロエミッション
  ?工業団地内における複数の企業のゼロエミッション
  ?地域やコミュニティが一体となって取り組むゼロエミッション


  様々な地域やコミュニティ、大手企業がこのコンセプトに
  に基づいた活動をしており、オリンパスが2007年に国内の
  10事業場で、全廃棄物の最終処分量を総排出量の
  1%以下にするゼロエミッションを達成したという例がある。



伝創社

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