2009年6月4日

【業界動向・マーケティング】 vol.496 改正金融商品取引法

改正金融商品取引法

平成20年6月に公布され、平成21年6月に施行された法律。
  金融・資本市場の競争力強化などを目的としており、
  主に、以下の内容となっている。

  ?多様な資産運用・調達機会の提供
  ・プロ向け市場の開設
  ・ETFの規制緩和

  ?多様で質の高い金融サービスの提供
  ・金融機関の競争力強化
  ・利益相反管理体制の構築
  ・銀行、保険グループなどの業務範囲拡大

  ?信頼性のある市場の構築
  ・課徴金引き上げ
  ・課徴金対象追加と加算、減算制度

  ここでは、競争力強化に向けた総合的な取り組みが
  重点的事項とされている。
  これにより銀行と証券の垣根が低くなるため、一人の担当者が
  様々な金融商品の営業活動をすることができるようになる。
  三井住友銀行は、法人向けの大和証券SMBCの社員と
  兼務する行員によるユニバーサルバンキング営業部を
  発足させており、みずほコーポレート銀行は、行員を
  みずほ証券の社員と兼務させた新部署を設置する方針を
  立てている。





伝創社

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