改正金融商品取引法
平成20年6月に公布され、平成21年6月に施行された法律。
金融・資本市場の競争力強化などを目的としており、
主に、以下の内容となっている。
?多様な資産運用・調達機会の提供
・プロ向け市場の開設
・ETFの規制緩和
?多様で質の高い金融サービスの提供
・金融機関の競争力強化
・利益相反管理体制の構築
・銀行、保険グループなどの業務範囲拡大
?信頼性のある市場の構築
・課徴金引き上げ
・課徴金対象追加と加算、減算制度
ここでは、競争力強化に向けた総合的な取り組みが
重点的事項とされている。
これにより銀行と証券の垣根が低くなるため、一人の担当者が
様々な金融商品の営業活動をすることができるようになる。
三井住友銀行は、法人向けの大和証券SMBCの社員と
兼務する行員によるユニバーサルバンキング営業部を
発足させており、みずほコーポレート銀行は、行員を
みずほ証券の社員と兼務させた新部署を設置する方針を
立てている。
伝創社
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