フランチャイズビジネス?
海外での動向
?アメリカでのレポートより
「フランチャイジングワールド誌2010 年6月号」では、フランチャイジーの利益とチェーンの成長維持へ向けてのレポートにおいて、以下の点について検討・実施することで、不況下での経営状況を改善していこうと提案している。
●店舗の収益性に目を配る
・厳しい状況にあるフランチャイズオーナーを即座に判断する
・適切な追跡システム
・不動産コストの削減
・成功しているフランチャイジーの事例をチェーン全体に紹介
●チェーンの成長
・取引条件を和らげる
・資金調達の選択肢を増やす
・改革を促す
・潜在加盟見込み先と良好な関係を保っておく
・常に店舗に利益をもたらす新しい収益源を探る
?各国での新しい取組み
・ス・スIFA(米国フランチャイズ協会>
●ソーシャルメディア活用
ピザハットは「ツイッターン」
・ス・スツイッター精通者。販売促進をねらう)を探し始めた。また、Church’s Chicken(訳注:フライドチキンのファストフードチェーン)とComputer Explorers(訳注:パソコン教育事業)もフェースブック、ツイッター、ユーチューブを利用した販促活動を開始。
「ソーシャルメディアのプラットフォームは、急速にフランチャイズ企業のマーケティング戦略において重要な部分を占めつつある。
●コンビニがクイックサービス業界からより多くの顧客獲得を目指す
テクノミックのリサーチによると、セブンイレブンを含むコンビニは、ファストフード離れが進む消費者を獲得すべく調理済み食品の販売を強化する。従来のホットドッグやサンドイッチ等に加え、切り売りのピザやパン、クッキー等の焼き菓子を新商品として提供。
●ドミノの広告がリアルに
広告に使用する写真を、作りこまれた広告用写真を使うのではなく、「本物」の写真を使う。
消費者の手で撮影してもらった本物の商品の写真を送ってもらい、それを広告に採用。採用された消費者へは500ドルを提供。
●シアトルがレストラン等の使い捨て食器類の廃棄を禁止
・ス・ス月1日、シアトルは国内で初めて、レストラン等で使用するシングルユースの容器はすべてリサイクル可能資材または堆肥化資材の容器に切り替えるよう定めた。これはシアトルのCedar Grove(市内に1,700 あるレストランの半数と契約)などの堆肥会社にとって朗報である。
●フランチャイズがシーフードの安定的仕入先を開拓
マクドナルドやYum!ブランドを含むレストラン企業大手は、より安定したシーフードの供給源を確保すべく、科学者や非営利団体と提携を結び始めた。チェーンのいくつかはすでに自らの大きな購買力を利用し変革に拍車をかけている。マクドナルドは白身魚の年間購入額が非常に大きいことを利用し、基準を改善した。
・ス・スCCFA(中国連鎖経営協会)>
●中国の2009 年外食産業上位100 社をリリース2009 年の外食産業上位100 社の売上高は、1,249 億73 百万元、そのうち上位10 社の総収入が半分を占める。香港のMaxim’s フードが2 位に。
●錦江之星(ジンジャンイン)が世界進出を図る
中国の格安ホテル業界トップのジンジャンインは、世界最大のオンライン旅行会社(Expedia)と提携。
●小肥羊グループが三年で直営店舗数を倍増
小肥羊グループのCEO・Lu Wenbing は株主との会談後、グループの第一四半期の実績に満足していると述べた。グループの直営店舗数は三年以内に現在の二倍に増加すると予想される。
●中国今年の社会消費品小売総額、15 兆元を超える見込み
中国社会科学院が2010 年にリリースしたBusiness Blue Cover Book によると、中国の社会消費品小売総額は、成長率約20%を維持し15 兆元を超えるとした。自動車消費が最も高い成長率を示し、年間販売台数は1,500 万台との見通し。
●中国商務部、省エネルギー策を推進
中国商務部はこのほど、全国のショッピングモール、スーパーマーケット、専門店等において省
エネを推進すると発表した。省エネのため事務所等でもエネルギー効率のよい照明を使用するとも。
引用
■社団法人日本フランチャイズチェーン協会
海外フランチャイズ情報《2010 年7月号》
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