バリューチェーン?
バリューチェーンの再構築によって成功した事例を、主な4パターンにわけて紹介。今回が最終回です。
●成功事例D『活動を選択する』
バリューチェーンを構成する機能を全て自社で担うのではなく、
自社の競争源泉となるコア・コンピタンスに集中投下し、それ以外の部分はアウトソーシングによって外部パートナーをうまく活用しながら、自社の経営資源を開発、マーケティングなどの機能に集中投入する戦略。
・ス・ス例)
・インターネットを通じて、製造や物流などそれぞれの領域で最強の企業と連携するシスコのケース
・自社で工場を持たずにOEMに依存する、ナイキなどのファブレス・カンパニーのケース
・ス・ス補足>
一般的には「自社の核となる強み、もしくは今後核となる強みになると思われる活動は、コストが少々割高であってもアウトソースを行ってはいけない」とされている。
自社の核となる強みをアウトソースしてしまうと、自社にとって競争優位を確立する手立てがなくなってしまうから、という考え方である。バリューチェーン分析でじっくりと強みや弱みを把握した上で、自社の弱みとしてコスト負担の大きい活動をアウトソースして付加価値を高めていくという選択が良いと言われている。
参考
・総務の森
・J-marketing.net
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