solvency margin ratio
保険会社が大災害など予期しない事態に遭遇したとき、保険金を支払う能力があるかどうかを示す数字です。パーセントで示し、支払い余力比率とも呼ばれます。
200%の場合、リスク総額と支払い余力の総額が同じということになる。金融庁は、この比率が200%を下回った保険会社に対して早期是正措置を発動して経営の改善を求めます。
比率が200%を超えていれば安全な会社といえるが、各保険会社はできるだけ高くするよう努力しています。1000%を超えるケースもなかにはあるが、2008年(平成20)秋以降の世界的な経済金融危機に伴い全般的に比率は低下傾向にあります。政府はこれまでのこの比率の算出方法に甘い部分があったとして、算出方式をより厳格に見直す方針で、新方式は2012年にも導入されます。
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