2007年2月14日

【経済・企業経営】vol.9 投資信託

投資信託

複数の投資家から集めた資金を
 ひとつにまとめ、
 投資の専門家(投資信託会社)が
 株式債券などに分散投資を行って
 その運用成果をお客さまに分配する金融商品のこと。




現在日本には
約5,000本の様々な投資目的をもつファンドがある。

値上り益を追求する「株式ファンド」
ひとつのファンドの中で資産分散を図る「バランスファンド」
安定した利回りを重視する「公社債型のファンド」
などがある。

また積極的な投資家向けに
海外の新興国に投資するファンドや
オプションや先物などデリバティブに投資するファンドもある。


以下のような値動きのあるものに投資するが
 投資対象によってそのリスク・リターンは様々であり
 投資家がどれだけリスクを許容できるかによって
 投資対象は変わる。


●株式
長期に保有すれば、値上がりが期待できるが
短期的には、需給関係による値下がりや
会社の倒産(信用リスク)によって
大きな損失がでることもある。

また会社の規模が大きい大型株は、値動きが少なく(リスク小)
小型株は、値動きが大きい(リスク大)。


●債券
会社などが発行する借用証である「債券」は
基本的には元本保証であるため
株式よりリスクは小さい。

しかし会社の倒産や
市場価格の変動による損失リスクはある。

また満期までの期間が長い債券は
金利変動による値動きが大きく(リスク大)
期間の短いものは値動きが小さい(リスク小)。


●為替
投資信託によっては
海外の株式や債券などに投資するものもあるが、
円と外国通貨との交換レートの変動による
利益がでたり損失を被ったりする「為替リスク」を伴うものがある。


●不動産
2001年9月に登場した
不動産投資信託(J-REIT/ジェイ・リート)は
投資している不動産の価格変動や
不動産賃料の変動によるリスクを負う。
景気が良くなれば
不動産価格や賃料は上昇、景気が悪くなれば下落。

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