ベンチマーキング
Bench marking
「敵に学ぶ」「ベストに学ぶ」
自社のビジネスプロセスを改善するために、業界内外の優れた事例を分析し、それを指標(ベンチマーク)にして自社に適した形で導入し、サービスレベルやパフォーマンスを向上させるための一連の活動。
詳細
ベンチマークとは、元は土地を測量する基準点という意味。
ライバル企業との差を埋め、さらにそれを上回るために大幅な組織改編や経営スタイルの変革が行なわれることがある。
元々の起源は、アメリカのゼロックスで行われてきた体系的な業務カイゼン運動である。
同社は1960年代後半から、競合の製品提供プロセス分析を行い、その製品やサービス、財務指数、プロセスをベンチマーキングする活動を行っていた。
1980年代に入り、日本企業に市場シェアを奪われると、その奪回のために「日本に学べ」というコンセプトで全社的なベンチマーキング運動が行われるようになった。
またこのころ、異業種の“プロセス”に注目したプロセス・ベンチマーキングが発達する。
異業種の企業であれば競合他社に比べて幅広く深い情報を得ることができ、また業界水準を超える効果が期待できるというメリットがある。
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