ランチェスターの法則
英国人ランチェスターが第一次大戦における飛行機の損害状況を調べて得た法則。その理論は現代の企業活動にも多くが当てはまり、勝つための論理として活用されている。
弱者の戦略と強者の戦略
ここでいう強者とは市場地位が1位の企業のこと。
それ以外は2位であっても弱者であると定義する。地域・商品・流通(販路)・顧客の市場単位でとらえるので、企業規模が大きいものが強者とは限らない。市場ごとに弱者と強者の立場は入れ替わる。
弱者の基本戦略は差別化戦略。
強者の戦略は同質化(ランチェスター戦略ではこれをミート戦略という)。そして弱者・強者にはそれぞれ5つの代表的な戦い方がある。
これを5大戦法という。
その他
ルール1「ナンバーワン主義」
・ス・ス位でかつ2位を射程距離圏外に引き離したダントツの1位(これをナンバーワンと呼ぶ)になること。
ルール2「一点集中主義」
事業領域を細分化し、勝ち易い地域、流通(販路)、顧客、商品を設定し、そこに経営資源を重点投入すること。
ルール3「足下の敵(そっかのてき)」攻撃の原則
成熟市場において売上を伸ばそうとするなら、競合他社のうち自社より1ランク下のライバルからの売上奪取を狙うこと。
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