2007年5月22日

【広告】vol.30 インターナル・ブランディング-?

インターナル・ブランディング-?

第3回 実施のポイント

告知による一方的な伝達スタイルではなく、社員一人ひとりが「参加」「議論」するワークショップを部門で展開する点がポイントである。

ポイント?
トップが、社内各部署から、リーダー以外のブランドリーダーを任命し、「ブランディング委員会」を形成。

ポイント?
トップから委員会に、トップや役員しか知らないような経営情報の一部を与え、委員会の主体的討議を啓発する。

ポイント?
トップ自らが折々に委員会と全社へ情熱的にビジョンを語り、ブランディング・プロジェクト成功が本気であることを伝えていく。

ポイント?
一連のプロジェクトは長期間に亘らず3ヶ月縲恃シ年間で集中的に実施する。

また、まず簡単にできるところから取り組む。(会議での検討内容も、ルール内容も)


 続きのページで実施成功事例を紹介






参考 進め方事例

■ステップ


トップが、社内各部署からリーダー以外のブランドリーダーを任命。
・ス・スリーダー一歩前のポジションで、自分の業務だけでなく、会社全体の流れも見えている社員が望ましい)
トップは次に彼らを招集し、インターナル・ブランディングの重要性と目的、自社のビジョンを語る。


その後、定期的に「ブランド委員会」を開催する。

内容は、自社の価値や社会で果たせる役割・重要性を考え、導き出すための討議。
会議にトップは同席しないが逐一進捗を把握するようにし、すぐ動く必要のある事項に関して適時判断を仰ぐ。


「ブランド委員会」を通じて、現状の課題抽出や新たな行動指針(スローガン、ルール)の策定を行い、全社への浸透活動を計画する。

・ス・スルールブック作成、イントラへの掲載、企業HPの「企業ビジョン」ページ刷新、社外へのブランドプロモーション展開、ルール理解度テスト・・・など、ツールの制作縲怺・p法、アクション計画、タイミングの検討)


立てられた計画に沿って、具体的なアクションプランを実施していく。
ここで重要なのが、情報の浸透段取り。

・ス・ス委員会メンバーはそれぞれ、部門のメンバーにブランドを伝播する媒介役を担う。)

まず委員会でトップ同席のもと、各部門の部長クラスを集めてレクチャーする。
その次に下位部員へ伝え、部長のフォローを仰ぎながら全社へ効果的な浸透を図る。
一方トップは、委員会で決定した自社の価値や行動指針の意味、目指す企業像について、全社へ何度も繰り返し語りかけていく。

委員会もトップも、社員一人ひとりの会社での存在意義を確認しつつ、彼らがビジョンを理解して「行動指針」を実際に行動化できるまで対話を繰り返しながら、他人事ではなく、自分に深い関わりのある課題として意識に浸み込ませていくようにする。


委員会で、実施したブランディング活動内容のレビューを行い、改善策を練る。


全社に浸透が図られ、社風が変化した時点で委員会を解散し、個別での定着を図る。
 

次回からは「企業ブランドデザイニング」を特集します。
・ス・ス実務教育出版書籍からのエッセンスを抜粋)

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