社名変更時の社内外プロモーション
【第2回】CI再構築での二つのコミュニケーション
目的達成にあたり、情報の発信先をインナーとアウターという2つの方向へ設定します。
インナーには、社員だけでなく社員の家族・友人も含まれます。
またアウターには、株主や投資家、取引先・顧客だけでなく、就職を検討する学生、マスコミや工場がある企業の場合には地域住民、NGOなどの関係先も含まれます。
なお「アウター・コミュニケーション」とはステークホルダーから期待や注目を集めることにより、それが社内へビジョン浸透に作用し、社内における緊張感や昂揚をもたらして、ビジョン実現を促進するものです。
また「インナー・コミュニケーション」とは社員に自社のビジョンを理解させ、またアウター・コミュニケーションによる社外からの見られ方の変化を実感することで、自社の提供する商品やサービスに誇りを持って仕事に取り組むような意識や行動の統合を図る一連のコミュニケーションを意味します。
いずれのコミュニケーションにおいても、双方の相互作用を生むようなメディアの選択、コミュニケーション計画が必要となります。
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