マーケットシェア
マーケティング戦略を考える際に重要なのは
「今自社がどのような立場にあるのか」を正確に認識することである。
それにより「次にとるべき行動」も自ずと明らかになる。
最も基本的なマーケットシェアについて「ランチェスター戦略」の視点から見てみる。
↓図をクリックすると拡大します。
トップシェアの企業は、
豊富な経営資源によるミート(追従)戦略で2番目以下企業の差別化戦略を無効化することが基本戦略となる。
2番手以下企業は、
差別化戦略によってトップシェア企業とは違う価値を持つことが基本戦略となる。
ランチェスター戦略では、シェアの目標数値を以下のように設定している。
●73.9%(上限目標数値):独占的な寡占。
トップが絶対安全となる最終目標値。
●41.7%(安定目標数値):業界の主流として独走態勢に入る。
利益率も高くなる。
●26.1%(下限目標数値):拮抗した競争状態から抜け出して
安定首位に移行できるかどうかの境目。
マーケットシェアは目標として、そして今後の戦い方を考える指標として極めて重要である。
出典「広告ビジネス実務辞典」日本能率協会マネジメントセンター
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