2007年8月23日

【マーケティング】vol.64 ABC分析

ABC分析


商品アイテム群を販売構成比をもとに、主力商品・今後育成すべき商品・切り捨てるべき商品に振り分けるデータ分析手法のこと。


「重点分析」とも呼ばれるABC分析には、大量にある商品を「売れ筋」「見せ筋」「死に筋」に分類するための手法で、CVS(コンビニ)スーパーなどでPOSデータを活用して行われている。


↓図をクリックすると拡大します
●ABC分析の例


手順としては、まず商品を「販売金額」「販売数量」「粗利金額」の順に、それぞれ「A区分・売れ筋商品(累積構成比70縲鰀80%)」、「B区分・見せ筋商品(同80縲鰀90%)」、「C区分・死に筋商品(同90縲鰀100%)」に分類する。そのランキングをもとに、A区分(売れ筋)の商品拡大し、C区分(死に筋)の商品縮小することで、大量にある商品群の最適化を図る。




もちろんこれは過去の実績データであり、今後もその状況が継続するかどうか厳密には不明であること、区分すべき累積構成比は業種によって異なるなどの課題はあるが、品揃えを見直すための基礎データとしては有効である。


出典「広告ビジネス実務辞典」日本能率協会マネジメントセンター

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