2007年9月21日

【マーケティング】vol.84  コンテクストマーケティング

コンテクストマーケティング


消費者のニーズが発生した瞬間に商品・サービスを掲示できれば、ウォンツを喚起し購買に結び付けられるというシンプルな考え方。


コンテクスト=「文脈」「状況・シチュエーション」の意。

つまり、コンテクストマーケティングとは、
消費者の意識・行動の流れやその帰結として置かれている状況を推察・把握することで、商品・サービスに対するニーズが発生する瞬間・時点を捉え、効率的な販売促進を行おうとする考え方である。


これまでもテレビスポットの投下時間帯や、新聞広告の掲載面、駅張りポスターの掲出駅等の選択は、ターゲットの大まかな意識や行動を想定しながら検討されてきた。

しかし、コンテクストマーケティングでは、そのときの消費者の気分や状況をより詳細・具体的に把握し、商品・サービス情報を伝達すべき「まさに買う気が高まっている瞬間」をピンポイントで設定する。



そこでは、設定されたピンポイントにいかに商品・サービスの情報を載せるかいうことが重要になる。その意味でユビキタスネットワークモバイル端末など、場所・時間を問わない新しいコミュニケーション手段の利用を前提とし、それらとセットで語られることが多い。

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