母娘マーケット
母と娘の仲が良く、同じブランドの商品を買ったり、
余暇活動を共にすることの多い親子に関する市場。
もともと親子であり、さらに洋服の趣味やメイクの傾向が似通っていることから一覧性親子とも呼ばれる。感性を共有し、友達感覚が強いことも特徴。
↓図をクリックすると拡大します。
元来、母と娘が連れ立って百貨店などでショッピングをする、といったことは珍しいことではなかったが、ここに来てその市場が注目されているのは、パラサイトシングルと称される、親の家から独立しない独身女性の存在はもちろん、独立して家庭を持っても、実の母親との関係を強く保ち続ける若い主婦が増えていることが大きな要因として挙げられる。
一方、「いつまでも若くありたい」と願う母親層の消費活動の影響も大きい。娘と母が同じ化粧品やブランドを共有することも珍しくない。旅行や外食でも、いわゆる「おばさん」的センスではなく、お互いが満足できる感覚の楽しみ方ができるようになってきたこともポイントである。
母と娘に両方にアピールできる商品やサービスの市場には、まだまだ開拓の余地があるといわれている。
0 件のコメント:
コメントを投稿