コンジョイント分析
消費者が商品を選ぶ時に重視している点、またどのような商品のコンセプトが選好されるのか等を分析し、どのような商品属性が優先されるべきかを調べる調査手法がコンジョイント分析。
例えばパソコンを買う時、消費者は価格や性能、機能など様々な商品属性の組み合わせを比較・検討して購入商品を選んでいる。
コンジョイント分析では商品の選好を聞くことで、商品属性の重要度を分析し、最適な商品コンセプトを見つけだすことができる。
調査は概ね次のような手順で実施する。
●調査対象者にいくつかの商品コンセプトを提示し、
↓
●それらを順位付け、あるいは得点付けしてもらい、
↓
●得られたデータを手がかりに商品を構成する各属性の重要度を
算出する。
↓
●各属性の重要度から、商品コンセプト別のシェアをシミュレートする。
実際の調査では、調査用に各属性でいくつかの具体的な水準を設定し、これらを他の属性と組み合わせていくつかのパターンをつくり、それに対して回答を集めていく。
これを元にそれぞれの属性や水準がどれだけの効き目を持つか(「効用値」という)を分析する。
この結果は商品開発やリニューアル、価格設定などに活かすことができる。
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