アドホック調査・パネル調査
アドホック調査とは現状を把握するための調査。
パネル調査とは長期間にわたって回答者を固定しておき,継続的・規則的に変化や推移を調査する。
アドホック調査は、単発調査とも呼ばれる。
ある特定のテーマについて、特にその時に限定して行われるカスタムメイドの調査で、調査対象者もそのテーマに合わせて単発でピックアップする。
アドホック調査では、調査の企画→設計→実施→集計→分析→報告までをひとつのプロジェクトとして行い、一度のサイクルで業務は終了となる。
一方パネル調査は、長期間にわたって同じ形式の質問票を用いて行う調査で、経時変化を把握することが主な目的である。
調査対象者はその期間は固定され、同一個人を追跡調査する方法をとる。
例えば、店頭で販売された品目の変化を把握する小売店パネル調査や家庭での視聴番組の変化やCM認知率などを把握するテレビ視聴者パネル調査などが代表的な例。
パネル調査は長期にわたって大量の対象者を追跡することが多いこともあって、調査コストが高くなるため、調査会社が実施主体となって、複数のクライアントに調査結果を販売するオープン形式を採るケースも多い。
伝創社 マーケティングチーム
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