【マーケティング】vol.97 定量調査・定性調査

定量調査と定性調査　


定量調査とは市場や消費者の状況を数値化した「量」で把握する調査方法。

　　定性調査とは、「質」的に把握する調査方法。


定量調査とは、多数の調査対象に同じ質問を投げかける。アンケート調査の大半はこれにあたる。

一方の定性調査は、結果を言葉によって「質」的に把握する調査である。
調査対象は少なくてよく、一つのテーマに対して、深い知見を得ることが目的。
グループインタビューやデプスインタビューがこれにあたる。


調査においては、
幅広い調査対象から数字で全体の傾向をつかむ定量調査と、
少数の調査対象から深い情報を得る定性調査の２つの手法をうまく組み合わせることが必要である。



通常よく行うのは、「定性調査⇒定量調査」という流れ。

調査はそもそも自分が想定している戦略上の課題や解決策の仮説をもとに行うが、定性調査によってその仮説を検証・確認・ブラッシュアップし、さらに定量調査でその仮説の正しさを量的に検証するということ。

最初から量的な把握のために定量調査をかけることもある。