2007年10月16日

【マーケティング】vol.99 定性調査の手法

定性調査の手法


主にグループインタビューなどの会談形式で、言語情報を取得したものを分析する手法を指す。
数的根拠に基づくデータではなく、対象の風評様々な評価・キーワードを抽出し、ターゲットのニーズを導き出し、仮説を立てることができる

↓下図をクリックすると拡大します。
●一個人の心理を掘り下げて知見を得る定性調査

フォーカスグループインタビューFGI):集団面接法とも呼ぶ。
・ス・ス縲怩U人程度の対象者を集め、座談会形式で発言させて記録を取る方法

対象者同士が会話することで、一人の回答者で得られるよりも幅広く深い情報が引き出せることや、モニタールームの利用により、対象者の発言や態度を直接見ることができるなどのメリットがある。
全体を進行する司会者の能力で、引き出せる結果が大きく左右されるため、司会者との事前の調査仮説や、インタビューフローに関する打ち合わせが重要。


デプスインタビュー深層面接法とも呼ぶ。心理分析に精通した面接員を起用し、対象者の発言の裏にある意識を掘り下げながら一対一の対話で進行する。この「深堀り」という特長を生かした「ラダリング法」という技法も開発されている。

これは商品・サービスの属性価格・機能・外観など)への評価という下位概念から始まり、その商品・サービスから得られる満足感価値観)という上位概念へと、徐々に話題を掘り下げていく。
最終的にその商品・サービスを選択する潜在的な理由を明らかにし、商品が持つ真の消費者価値を発見できるのである。





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