制作工程のデジタル化
広告クリエイティブの現場においても近年デジタル化が進展し、その結果様々な制作プロセスが大きく変化している。
印刷においては、Macを使ったデザインが主流になったことで、印刷においてもデータ入稿が標準となってきている。これにより、特にフィニッシュにかかる時間が大幅に短縮され、またコストダウンも進んだ。
また、ラフやカンプの提出においても写真データや仕上がりと同じフォントが用いられ精度の高いものが掲示できるため、仕上がりを想定して広告主とのディスカッションが可能になった。
また、電波媒体においてもコンピューターを使用したノンリニア編集が一般化したため、オフライン編集の精度が高まり、効率も大幅に上がっている。
CG(コンピューターグラフィックス)によるユニークな表現が広がった点も大きい。
↓下図をクリックすると拡大します。
今後もデジタル化の流れは止まらず、さらに進化すると想定されるが、特に印刷媒体においては、納期の短期化がクリエイティブスタッフの負担となるケースやプレゼンテーション時の制作物の量が増える傾向などもあるため、注意が必要だろう。
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