GRPと広告効果
GRPは、「期間中に投下した広告の効果性を量る」ためにある。
例えば、テレビでの広告投下量を量るとき、本数でカウントしてしまうと「そのCMが流れた時間帯の視聴率」が全く勘案されないことになる。
そこで、「そのCMがどれだけ視聴率を取ったか」を累積した数字を使ってその効果性を表す単位としてGRPが用いられる。
例えば、本数では同じ「CM100本の投下」であっても、
「視聴率15%の番組内に100本」
・ス・ス15%×100本=1500GRP)
を投下する場合と、
「視聴率5%の番組内に100本」
・ス・ス5%×100本=500GRP)
投下する場合では、
一方は1500GRP、もう一方は500GRPということになり、
効果性に3倍の差がつくことになる。
このように同じ出稿本数のテレビCMでも、
出稿した時間帯、視聴率によって効果に大きな差が出るので、
GRPを採用することによって効果性を勘案しながら、投下量を決めることが重要である。
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