2007年11月30日

【広告】vol.132 GRPと広告効果

GRPと広告効果


GRPは、「期間中に投下した広告の効果性を量る」ためにある。


例えば、テレビでの広告投下量を量るとき、本数でカウントしてしまうと「そのCMが流れた時間帯の視聴率」が全く勘案されないことになる。
そこで、「そのCMがどれだけ視聴率を取ったか」を累積した数字を使ってその効果性を表す単位としてGRPが用いられる。


例えば、本数では同じ「CM100本の投下」であっても、

「視聴率15%の番組内に100本
・ス・ス15%×100本1500GRP

を投下する場合と、


「視聴率5%の番組内に100本」
・ス・ス5%×100本500GRP

投下する場合では、
一方は1500GRP、もう一方は500GRPということになり、
効果性に3倍の差がつくことになる。


このように同じ出稿本数のテレビCMでも、
出稿した時間帯視聴率によって効果に大きな差が出る
ので、
GRPを採用することによって効果性を勘案しながら、投下量を決めることが重要である。



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