クリエイティブエージェンシー
総合広告会社に対して、広告の制作分野に特化した広告会社のこと。クリエイティブブティックとも呼ばれる。
欧米でこの種の企業が成長を遂げたことから注目され、近年になって日本でも大手広告会社から優秀なクリエイターが独立して起業したことでも関心を集めている。
総合広告会社がメディアからのコミッション(手数料)を主な収益源とするのに対して、クリエイティブエージェンシーは企画内容や成果に対するフィー(企画料)が収益源。
従来より存在している制作会社(プロダクション)と比較すると、あくまで制作会社の立場は大手広告会社の下請けであり、実際にはパートナー的に広告制作を行っていたとしても、広告主に対する責任はあくまで広告会社側にある。
対して、クリエイティブエージェンシーは、直接広告主と取引し、広告制作に関する責任も総合広告会社同様に持っている点が特徴。
欧米同様に、制作はクリエイティブエージェンシーが受け持ち、媒体はメディアエージェンシーが担当するといった業務の専門化が今後進展するか否かが注目されている。
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