2008年1月16日

【経済・企業経営】vol.157 為替・為替レート

為替

外国の通貨を自国の通貨と交換すること
通貨とは、日本の円や米のドル、欧州のユーロ、英のポンド等。
英語では Foreign exchange。語源は”交わし”。


為替レートとは?
海外の通貨と交換する際の交換比率のこと。
「1ドル=108円」などというように表示される。

取引先国の経済情勢の変化やニュースなどに反応して、
通貨の需給関係が変化し、刻々と変動する。
その意味では株式市場と似ている。
為替レートの変動要因には、
具体的は次のようなものが挙げられる。
 


為替レートのおもな変動要因

?.国内外の金利格差
(例)日本の金利が外国の金利(※)より高いほど、日本への資金流入が増加し、円高となる

?.日本国内の景気状況
(例)日本国内の景気がよければ海外からの投資も増え、それに伴い円の需要が増し、円高となる

?.経常黒字・赤字の額
(例)日本への輸入が好調なほど、購入代金支払いのために外貨が買われ円安・外貨高が進行する


金利・・・金銭の貸し借りの際に生じる手数料のこと。

中央銀行(日本では日本銀行)の金融政策で左右される。
ちなみに1994年10月までは中央銀行は公定歩合を操作することで手数料を調整していたが、1994年10月に民間銀行の金利が完全に自由化された後は、
公定歩合の代わりに短期金融市場の金利(無担保コール翌日物の金利)を操作(1999縲鰀2006年7月まで実施されたゼロ金利政策など)し
金融政策を続けてきた。
2006年7月以降は、無担保コール翌日物金利を「0.25%前後で推移するよう促す」として、公定歩合も年0.1%から0.4%に引き上げた。

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