2008年1月26日

【広告】vol.164 広告に入れる要素の限界数(マジックナンバー7±2)

広告に入れる要素の限界数
・ス・スマジックナンバー7±2)


人が瞬間的に記憶できる要素は5縲鰀9個程度が限界であるということ。

認知心理学の先駆けともなるこの「7」という数字は、広告をはじめとする情報デザインにおいて要素数をいくつまでに限定して設定するかの基準にもなっている。

広告やポスターに入れる要素、またホームページのコンテンツ数などの要素を7±2の範囲内にしておけば、ひと目でぱっと全体の内容を認識でき、かつ記憶に残りやすいということになり、それだけ効果を高めることができる。

逆に言えば、限られたスペースだからといって情報を詰め込みすぎると逆効果であるということでもある。





詳細


アメリカの認知心理学者ジョージ・ミラー(George Armitage Miller)が1956年に、人間の情報処理能力の限界に関する論文内で発表。
・ス・ス“The Magical Number Seven, Plus or Minus Two: Some Limits on Our Capacity for Processing Information”,1956)

試験方法は、10から20種類の単語が書かれた紙を被験者に一定時間提示したあと、紙を隠して覚えているものを回答させる。
結果は、平均的に5から9種類。

つまり7±2の範囲で回答するという結果がでており、7±2が記憶の限界ということになる。
なおこの場合の7±2は、文字数ではなく要素の数である。

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