広告出稿スケジュールのパターン
広告出稿量の増減に、消費者は反応するが
それまで少なかった(無かった)広告が増える(始まる)ほうが
それまで多かった広告が減る(無くなる)時よりも
消費者に気づかれやすい。
・ス・ス「順応水準」 (Simon 1982)
この考え方を元に、競合の出稿パターンも加味しながら
自ブランドの出稿量に変化をつけることで
効果的な広告・ブランド認知を計画することができる。
以下、3パターンを紹介する。
●連続型
(continuity)
媒体計画期間(標準的には13週間。3ヶ月間)に
連続して出稿するパターン。
期間中を通じて購買機会があり、
つねに広告やブランドの情報発信を
維持しておくことが重要な場合に適用される。
●間欠型
(flighting)
ボーナス時期や週末など、広告で売上を増大できる時期が
時間間隔をおいてある時に適用される。
競合ブランドが上記の連続型を採用している場合に有効なパターン。
・ス・ス特定期間中は自ブランドの広告シェアを競合よりも上回るように
スケジューリングできるため)。
●パルス型
・ス・スpulsing)
連続型と間欠型の折衷型。
ブランドの基本的なメッセージを常に出稿しつつ、
特定の時期になったらその時期に対応したキャンペーン広告を
大量に出稿するなど。
参考 仁科貞文 他「広告心理」P181
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