広告表現の種類-6
●好意的態度を購買行動に移させる広告表現のポイント
≪1.購買前の行動促進≫
行動意図モデル(アイゼン&フィッシュバイン「熟慮行動モデル」)より
(1)当該ブランドを買うことが好ましいことだと感じさせる
(2)周囲がそのブランドを買うことを評価するだろうと感じさせる
(3)買うことで、周囲の期待に応えられると感じさせる
≪2.購買後の満足感醸成≫
一般に、購買行動の後は一種の不満感(認知的不協和)が生じる
(フェスティンガー「認知的不協和理論」)。
つまり、買ったブランドのデメリットや
検討したが買わなかったブランドの利点、
購買後に発売された新ブランドの利点などを感じると、
購入したことに対しての不満、ブランドへのマイナス評価が生じる。
そのような不満を、ブランドへの再評価につなげないように
するための広告戦略というものがある。
多くの場合は、広告を頻繁に目に触れさせるだけで効果がある。
もしくは、購入者のみに与えられるような特典を提供したり
購買直後に生じやすい疑問や不安に応える形式の広告を打つなど、
購入者への配慮・フォローを感じさせる広告戦略が効果的である。
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