2008年4月24日

【広告】 vol.216 広告表現-6 購買と結びついた広告表現

広告表現の種類-6


●好意的態度を購買行動に移させる広告表現のポイント

≪1.購買前の行動促進≫
  行動意図モデル(アイゼン&フィッシュバイン「熟慮行動モデル」)より
 (1)当該ブランドを買うことが好ましいことだと感じさせる
 (2)周囲がそのブランドを買うことを評価するだろうと感じさせる
 (3)買うことで、周囲の期待に応えられると感じさせる

≪2.購買後の満足感醸成≫
  一般に、購買行動の後は一種の不満感(認知的不協和)が生じる
  (フェスティンガー「認知的不協和理論」)。

  つまり、買ったブランドのデメリットや
  検討したが買わなかったブランドの利点、
  購買後に発売された新ブランドの利点などを感じると、
  購入したことに対しての不満、ブランドへのマイナス評価が生じる。

  そのような不満を、ブランドへの再評価につなげないように
  するための広告戦略というものがある。

  多くの場合は、広告を頻繁に目に触れさせるだけで効果がある。

  もしくは、購入者のみに与えられるような特典を提供したり
  購買直後に生じやすい疑問や不安に応える形式の広告を打つなど、
  購入者への配慮・フォローを感じさせる広告戦略が効果的である。








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